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-鈴木伸枝-スペースをつくる

8/20/2016

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スペースをつくる

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 私が今一番大事にしていることは「スペースをつくる」ってことなんです。
 
 自分の中に空間を作るということ、言い換えれば「ゆとりを持つ」っていうこと。
 
 例えば筋肉は、何もメンテナンスしなければ短縮傾向にあります。それを伸ばすことによってスペースを作ってあげれば、身体のストレスがリリースされていきます。スケジュールに関しても、予定を詰め込みすぎると、ミスも出てくる。悩み事、心配事で頭の中がいっぱいになると、ココロにもカラダにも不具合が生じる。なので、スペースを作ることで、いろんな問題が解決されていくのではないかと考えています。
 
 忙しさとかゆとりの無さは、その人本来の姿を失わせてしまいます。
 
 人は生まれてすぐ、赤ちゃんの時はとてもフリーダム。だからこそ、私たちはその姿を見て癒されます。私たちの本来の姿はそういったものなのです。自由で可能性に溢れる。にも関わらず、生きていく中でいろんな経験を積んで「こうしなきゃいけない」とか、「○○だから偉い」とか、「お金が稼げることがすごい」なんて知識が身につきます。それをこなそうと必死になって、本来の姿でなくなってしまう。だから背負ってしまったものを、手放すことこそ大切なんです。

もちろん人は社会の中で役割を持って生きていますから、すべてを手放したかったら、それこそ山にこもって、人と関わらず暮らすしかなくなります。この社会の中でバランスを保つのに必要なのがスペースなんです。
スペースさえあればまともな思考が働くし、新しいアイデアも浮かぶ、ゆとりがあるから優しくなれるし(笑)
 
いまは情報が多すぎて、その情報に私たちがやられてしまっています。
本来コーヒー飲んでボーっとする時間や、部屋で一人過ごしている時間は、自分の好きにしていい時間のはずです。そんな時間ですら、その情報に自分を当てはめて、あーでもない、こーでもないと思考し、自分を見失っていく怖さがあります。
 
世の中の便利なツール、たとえばfacebookやLINE。
私もよく利用しますけど、「いいね」の数によって劣等感を感じて苦しくなったりする人がいたり、常に連絡がとれないとイライラしたり不安になったりするのはホントに変だなって思うんです。
サービスやツールは私たちが幸せになるためにあるはずじゃないですか。
 
だから今の生き方が苦しいんだったら、人や外の情報に問うのではなく、自分自身に問うべきなんです。それをしていくのが、ヨガであり瞑想なんです。
そうは言っても、いきなり自分に問うとか難しいじゃないですか。
だから体を動かしながら、感覚に意識を向けていく「ハタヨガ」が、自分を見つめる良い練習になると思ってるんです。


ヨガのこと全然好きじゃなかったんです

 もともと日本体育大学在学中のサークル活動でダブルダッチをやってたんです。知ってます?縄を2本使った縄跳びなんですけど、コンクリートの上でアクロバットとかもしていくハードなものなんです。卒業後はプロのパフォーマーとしてやっていました。ですから体がボロボロだったんですよね。
 
 その頃にチームメイトがヨガの本を持っていて、ヨガはおしゃれできれいになるものみたいな認識でした。カラダのメンテナンスにはいいかな~くらいでホントにちょろっとやってみた。それが初めてのヨガで10年くらい前ですかね~
 
 その頃はヨガのこと全然好きじゃなかったんですよ~。
 
 その仕事を続けるのも限界を感じたときに、次の仕事何しよう?って本気で考えて。カラダを使ってやってきたし、カラダの勉強もしてきたし、人前に立つ仕事をしてきたしっていうのを全部生かせそうなものとして、ヨガのインストラクターの資格をとってみようかな~って。その時でさえもそんなに好きじゃなかったですね(笑)
 
 縁があって今のインストラクターを育てる講師という仕事をさせてもらうことになって、そこから今まで以上に必死に勉強をするようになりました。
今まで感覚でしかなかったことを、ちゃんと言葉を使って伝えなきゃいけないわけですよ。その為に必死にヨガを勉強してたら、自然とヨガへの理解が深まっていきました。
 
 そして、私よりも先に生徒さんに変化が現れたんです。
 
 「全然寝れなかったのに先生のヨガ受けた日に寝れたんです」とか「肩がずっといたかったのに痛みがなくなった」とか言われて、私自身?????ってかんじですよ!そんなにすごいの?みたいな(笑)
 
 私はもともと理屈が通っていないと納得できなくて。頭で理解できる解剖学的な部分はすごく好きでしたが、ヨガの思想的なものはあまり受け入れられなくて。
ところが仕事を通じて長い時間をヨガやるようになって、頭より先に、カラダが理解しはじめたんです。
 
 自分のカラダの感覚に意識を向けていく=今自分に起こっていることに意識を向けるということじゃないですか。ここが痛いとか、ここが伸びてるとかね。自分を見つめるって簡単に言うとそういうことなんです。ハタヨガという体を動かすヨガを練習して、自分を見つめるということが定着してきたときに、自然と心が解放されていったんですよね。
 
 もともと白黒はっきりつけたい性格だったんですよ。だから周りとの衝突も結構ありました。自分が納得できないと気が済まない性格で、その性格に自分自身が苦しくなったり疲れてしまうことも多かったんです。
 
 ヨガを通して、頭の中での良い悪いの判断を緩められるようなっていきました。言い換えれば、自分のことを許せるようになっていったんです。
そうしたら、自分も楽だし、周りとも調和できるようになっていきました。
 
 そんな現象が起こり始めた時に、ヨガの思想的なことが理解できるようなったんです。それが自分の救いになって、ようやくヨガっていいもんだな~って気が付いたんです。
 
 ずいぶん遅いんですけどこれが大きなきっかけでしたね!


カラダからアプローチ

JINGU STADIUM NIGHT YOGAに何回か参加させて頂いてるんですけど、神宮球場は都内ではありえないくらいの、広さと静けさを感じられるところです。ここでしかできないことがあるなって感じています。瞑想とはちょっと違うんですけど、自分の内に入っていけるような感じのクラスがピッタリ。
 
普段の生活の中で外に外に意識が向いてしまうのに対して、ヨガは自分のカラダの声に耳を傾けて、自分にとってベストな動きを選んでいくっていう、意識を内側に向ける作業なんです。ヨガを通じて、自分に意識を向けることに慣れていくんです。
 
今「痩せる」とか「肩こりが減る」とか「頭が冴える」とか様々な目的で、いろんな人がヨガと関わりを持ってもらう機会が増えてきました。とてもいいことだなって思っています。カラダからココロにアプローチをかけられるところが、ヨガの良いところなんです。
 
9月7日のJINGU STADIUM NIGHT YOGAでは、まだヨガに出会っていなくて、何となストレスを抱えている人に、ヨガに触れてもらいたいです。だから難しいことはできるだけやりません。その場で自分とコミュニケーションをとってもらうようなクラスにしたいと思っています。
 
正直言って1000人の単位だと細かいサポートはできないので、ガイドしますので後は自分でよろしくね~、みたいになっちゃうと思うんです(笑)一人一人が好きに楽しんで欲しいです。でも一人一人が持っているエネルギーが、神宮の持っているエネルギーと一つになった時に、すごいことになるんじゃないかと思ってます。私のヨガでみなさんの人生を変えられるなんて思ってないです。でもほんのちょっとでも、慌しい日常の中にスペースを作れたらって。そのできたスペースに、参加してくれた方それぞれが、本来の自分、自分の内側にある心地が良さを感じて頂けたらいいなって思ってます。
 
すごい楽しみです!神宮球場でお会いできるのを心待ちにしています。

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鈴木伸枝プロフィール
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-マキノカオリ-ヨガにはジャッジメントがない

8/8/2016

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ヨガにはジャッジメントがない

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 私は体育大学の出身なんですね。一般入学でしたが、子供のころかずっとやっていたバスケットボール部に当然のように入部して、バスケットボールは高校までの自分にとって自信があったんですよ。

 ところが体育大学ですから日本全国から有名な選手が集まってくるわけじゃないですか!しかも私そんなに大きいほうでもないし・・・そこで初めての挫折を覚えました。別の表現にすると、「当たり前」だったことを失ったんですよ。この先何をしたらいいんだろう?と。。。

こういう時って人を癒したくなるんですよね、今だからこそわかります。卒業後は整体師、アロマテラピストとして仕事をしていましが結婚出産後あっさりその仕事から離れました。仕事をしなかった一番の理由は子離れが出来なかったのです。もちろん子育てです。
しんどい部分もありましたが、子供が本当に可愛くて可愛くて長男は4年間べったりでした~(笑)

 それから子供が1歳になる大変な時に山口県に住んでいた義父義母の介護が重なったんですよ。

山口県という知らない土地での毎日は苦痛で、子供はとっても可愛かったのですが、ストレスはピークでした。自分自身を癒すことができていなかったこの時に知り合いだった千葉麗子さんの影響で家でヨガを始めたんです。

 当時はヨガのCDもDVDも無料の動画サイトもない時代ですから。。。家で綿本彰先生のお父様の綿本昇先生の本を見ながら一生懸命畳の上で逆さまになるポーズをしていました。

 その後東京にもどり申年の娘が産まれた2004年、アシュタンガヨガに出会いました。

 今日が不安でたまらなかった私に光が飛び込んできたんです。それはそれは衝撃的でしたね。

 「ずっと探してきたものはこれだ!!」とココロが叫んでいました(笑)

 私の先生はケンハラクマ先生なんですけど、その世界はアシュタンガヨガと同じように驚きばかりで、ケン先生はいつも「なんでもいいんですよ!」と仰っていました。

 アシュタンガヨガは、呼吸を聴くことに重きを置きます。ただ練習を積み重ねるだけでいいという本質的なヨガで、それはジャッジの無い世界です。

 初めはきちんとやれているかどうかわからない中途半端な感じに戸惑いましたが、ヨガは経験するだけ。「こうあるべき」を作らなくていいんです。

 「なんでもいいですよ!」と言われるとじゃあ「どうしたらいいのだろう?」と頭を抱えた時代もありましたが、今では自分の内側の声をその都度に聞いて生きていくだけです。そこには何の不安もないんです。

 そしてケン先生の「クラスやらない?」の一言のおかげで、今ではヨガを通してたくさんの方と出会うこともできて、日本各地でヨガを分かち合う機会も頂いてます。すべてが本当にありがたい出会いでした。


家業で行うアシュタンガヨガ

 それからインドマイソールには2ヶ月×5年ほど通い、日本人のお母さんとして初のアシュタンガヨガ正式資格指導者になりました。
 
 私がそこで見た世界はあたたかい家族だったんです。

 一家の主であるアシュタンガヨガの父 sri K.Pattabhi jois師(通称グルジ)、娘先生のサラスワティ先生、その息子で後継人であるシャラート先生には私の子供たちと近い年齢の二人のお子さんがいらっしゃいます。

 だからインドに行くたび胸の片隅にある罪悪感は拭い去れなかったんです。子供が小さかったのに、子供を置いて数ヶ月もインドに行ってたわけですから…

 「ここにずっと通わなければならない」を手放してくれたのは愛するココロでした。ここ数年は子供たちと時間を紡いでいくのが私の大切なヨガの練習(行動のヨガと言います)のひとつだとココロが望んでいます。どんどん子供との関係性が良くなっていく今、二つと無いこの与えられた環境の充実の方が格段に楽しいので大好きなインドはお預けです。

 インドでの練習は充分でした。なぜなら日本にいても私はマットに立つことに相変わらず夢中なんですからね!


ポーズの完成は内側の静けさ

 sri K.Pattabhi jois師は「ポーズの完成は内側の静けさ」だといいます。

 ヨガは「これが正解」とか「カタチがこうでなきゃいけない」とかではないのです。競うこともしません。

 ずっとスポーツをしてきた私ですけど、「内側の静けさ」はなによりありがたい場所でした。
 
 ヨガは生涯スポーツのひとつだと思っています。

 老若男女誰もが一緒に、無理なく、呼吸とともに体を動かしていくことができますからね。

 普段働きがちになってる思考も休まって、体は元気になります。

 快食、快眠、快便!!

 今日ヨガをする時間と、そのスペースがある。生きることって、呼吸です。ありがたいですよね。

 それってヨガですね。ヨガは人生のことを言うのですね。
 
 8月23日をすごく楽しみにしています。

 夏休みですので、ご無理のない程度にお越しくださいませ!
 
 どうぞみなさんありのままで!

 マキノカオリ

マキノカオリ先生プロフィール
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-中島正明-「マインドフルネス」

8/5/2016

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マインドフルネス

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23歳くらいのころかな、アメリカにいたんですけどちょうどパワーヨガが流行っていたんですよ。フィットネスクラブでカラダ鍛えるのにすごくいいよって誘われて受けてみたんですよね。そしたら次の日階段おりれなくなっちゃって。。。筋肉痛で(笑)
なんかこりゃすごいって思って始めたのがヨガやるきっかけなんですよね。
日本に帰ってきてからも続けていくうちに心へのアプローチってすごい大事だなって思ってヨガが入り口ではあるんですけど瞑想の世界に入っていったんですよね。
アーサナもそうなんですが、瞑想が本来ヨガなんですよ。
瞑想をするためにヨガをやって体とエネルギーを整えて瞑想をするということ。今のヨガクラスでも十分にストレスが軽減されるので全然OKなんですけど、さらにその状態から瞑想に入るんです。
一般的にはまだ瞑想って難しいって言う印象があると思うんですけど、雑誌なんかでも特集されて経営者の方なんかはすごく興味を持っているんです。
それはなぜかというと人ってなかなか集中していないんですよ。瞑想すると集中していないことに気づけるのでこれだけでも生産性の向上に大きな効果がある。
脳科学的に言うと、集中していないと不安要素がいっぱい出てきて、 「恐れ」がでてくるんです。ところが瞑想をすると「恐れ」が出る機能が働かなくなっていく。
実は行動を阻む要因って「恐れ」が一番の原因なんです。瞑想することで「恐れ」がなくなれば行動的になっていくので、生産性が上がったり、クリエイティビティが高まったりする・これがマインドフルネスの考え方なんです。


無って超アクティブ!

僕はすごく「悟り」に関心があって禅寺で修行してたりしたんです。

そこから一般の人がもっと日常生活で実践していただいて「穏やか」っていいよねっていうのを共有してもらいたくて今の形になってきたんですよね。

「悟り」っていわゆる「無我の境地」なんですけど、それって何もない「チーン」っていう状態ではなくて、その人の持ってる命の働きが思いっきり輝いているっていう状態なんです。

つまりその人の中ではもっともその人の方法でその人らしく、アクティブな状態なんです。

だから瞑想をするとその人はおとなしくなるんではなくてその人なりの自信を持って生きていけるようになる。そういうことが経営者やアスリートに瞑想がうけている理由なんじゃないかと思います。

好きなことをやってるときって結果をあまり求めないじゃないですか。でもそういう人の方がつき抜けていくんです。松下幸之助しかり本田宗一郎しかりです。

面白いのは本人は努力している感覚がないんです。なぜならそれは好きでやってるから。

周囲の人からはよくそんなにやってられますね。っていわれても本人は努力してやってない。好きでやってるだけなのに感謝される。しかもそれはうまくいく。だから有りがたいしかなくなってくる・これがいわばいかされてるてことになっていくんですね。

だから無っていうのは超アクティブなんです。

瞑想って教えるのが難しくてヨガのクラスの中でも瞑想に軸足を置いてるものって実はそんなに多くないんですよ。

正確にいうと瞑想と座禅って全く違うって言う人もいるんですけど、確かに外的刺激に対する反応パターンが真逆になるので、違うのですが、ある意味、やってることとか得られる効果とかすごい似てるので同じアプローチのもだと思うんですね。

だからといって、ヨガがしっかりできなきゃ瞑想ができないってことではなくて、座禅ともちょっと違って声を使ったりしてやるんですけどね。意外と簡単にできます。
朝とか夜とかインドアとかアウトドアとかも全く関係ないのでよかったら今回の神宮スタジアムナイトヨガでもちょっと体験してもらおうかなとも思ってるんです。


考えないのもありだよね


この神宮スタジアムナイトヨガには普段考えすぎちゃってる人にはぜひ来てほしいと思います。

考えると疲れるじゃないですか。考えないって言う選択肢もあるんだってことを知ってもらいたいんです。

考えないってことはストレスが低減して、疲れも取れて逆に仕事がうまくいく。そうすると普段考えすぎてたんだってことに気付くきっかけを体験してもらえたらうれしいですね。とりわけ男性には瞑想をやっていただきたいんです。もちろん女性もですけど!!

ここだけの話女性が瞑想やると肌がきれいになります(笑)うそじゃないですよ!しかも女性も男性同様にストレス社会で生きてる人がすごく増えてるのでぜひこの機会に瞑想を体験してみてください。

8月10日はすごいことになりそうです。とてもワクワクしてます。

神宮球場でお会いしましょう!

masa

中島正明先生プロフィール
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    神宮外苑は野球やテニス、ゴルフなどたくさんのスポーツが楽しめます。
    そしてもっと気軽に もっとスマートに神宮をアクティブに過ごしてもらいたい。
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